作画おすすめ技法書
漫画家、イラストレーターを独学で目指す人も多いと思いますが
何を参考にしたら良いかわからないって方の為に私が買って良かったよという本を紹介するコーナーです。
今回ご紹介するのはこちら！
スタジオドリアン
押山清高さんの作画添削教室です。
投稿者の絵を添削していってくれるスタイルをまとめた本になっております。
添削って添削者の主観が入るじゃんって思うかもしれませんが
めちゃくちゃ原作者に配慮してくれています。
お題を出したら正解に近いものはあるかもしれないけど
自由に描いた絵に正解はないのです。
その事を前提として原作者の意図はこうなんだろうなと配慮してくれた上で
アニメーターとしての目線でこうした方がこの様な表現はもっと良く見えるよというのを教えてくれるのです。
原画と添削画が並んでいるのは普通に読むだけで楽しいし
ほんのちょっと添削しただけで絵の魅力が劇的に変わるのは感動すら覚えます。
この本は
自分の作品が思ったように他人に伝わらない方
独学に限界を感じている方
ならより一層オススメとなっております。
良かったら購入してみて下さいね♪
9月7日ジャンプルーキーイベントレポート
9月7日集英社アネックスビルにてジャンプルーキーデビュー作家100人突破記念投稿者限定イベントが開催された。
イベント内容はハッシュタグ（＃ジャンプルーキーイベント）でぜひSNS等にご発信くださいと記載があるので遠慮なく発信させて貰おうと思う。
そもそも参加資格は ？
どの様な人達がこのイベントに参加出来るのか ？
今回はジャンプルーキーに投稿しており尚且つトロフィー又はバッジを取得している人限定でした。
案内のメールが届き、抽選で当選した3、40名程が招待される事になりました。
集英社アネックスビルのこの様な部屋でイベントはスタートした。
ちなみに写真撮るの下手だなと思った人に言っておきたい
前に座っている人が写らない様に配慮した結果かなり高い位置から撮っているのである
禁止事項はルーキー出身作家座談会の撮影及び編集部内の撮影。
投稿者同士の撮影も許可なく撮影しない、という事くらいでした。
会場に着くとサプライズが！
マシュマロも驚きだが交流会で使う為の名刺を用意してくれていました！
これは嬉しい！かなり嬉しいプレゼントでした。
ルーキー！の歩み
まずは編集部の籾山様、アプリケーション開発担当石田様、ネットコンプレックス今村様からお話がありました。
2014年からサービスを開始したジャンプルーキーも2019年現在では
・投稿作品数
23000作品
ひと月に1000作品程が投稿されています
・投稿話数
81000話
ひと月に２、３０００話投稿されています
・投稿者年齢層
14歳以下２％
15～19歳９％
20～24歳15％
25～29歳25％
30～34歳21％
35～39歳17％
40～44歳10％
・男女比
男６０％
女３７％
その他３％
・投稿しているサービスの数
ジャンプルーキーのみ35％
2～3サイト45％
4~5サイト11％
6サイト以上9％
・担当がいる割合
いる２６％
いない７４％
・ジャンプ各誌デビュー数
110名
ジャンプ本誌8名
ジャンプ＋は43名
コミックス発刊者28名
読切掲載者90名
・広告収入はどれくらい稼げるか
決まりによりオフレコで！
・今後の展望について
作家に還元出来る様に投げ銭機能も検討中との事。
ＳＮＳシェア機能もより強化していく為に開発中との事でした。
ルーキー！出身作家座談会
今回のゲスト先生は「LAND LOCK」「魔喰のリース」の小田原愛先生
「アビスレイジ」「マッチョグルメ」の成田成哲先生
「生者の行進」のみつちよ丸先生でした。
お三方から大変ありがた～いお話を聞けたのですがアドバイスや裏話等
無許可で不特定多数に公開するのもいかがなものかと思うのでここでは私が公開しても支障はないだろうと独自に判断した話だけ書きたいと思います。
小田原先生は・・・
コミティアの出張編集部に持ち込みをしてデビューに繋がったそうです
成田先生は・・・
普通の人よりはマッチョだけどトレーナー程マッチョではないそうです
みつちよ丸先生は・・・
本名ではないそうです！！！
編集部員が語るデビューに繋がる投稿作の傾向
編集部の小池様、玉田様、榊原様、齋藤様よりお話を伺いました。
まずは
「個性」
何かに対する拘りだけは一番を目指せ！という事
次に
「演出力」
同じ筋書きでも演出によって全く別物になる、という事
そして
「商品性」
です。
何がどう売れるかはわからない様です。
・質疑応答の時間
（録音してた訳じゃないのでざっくり私の表現で書きます）
Ｑ.投稿者の年齢は気にしていますか？
Ａ.半分気にして半分気にしていません
読者は面白い作品の作家の年齢等意識していない為
半面、作家さんの未来の実力を考慮してしまう事はある
若い人は3カ月後とんでもない作品を持ってきたりと化ける事がある
年齢がいくと人生経験から考えが固まりやすい傾向にある
Ｑ.ジャンプ＋では何を求めていますか？
Ａ.人がやっていない事をやった方が良い
まだエロ、グロは強いしサムネイルが女の子だと安定してPV数が伸びるが
そればっかりになると「飽き」が来る。
するとサムネイルがモノクロのおじいちゃん作品なんかが急に伸びたりする事がある。
Ｑ.Twitterでバズっている人に声掛けたりしますか？
A.フォロワーが少ない人の方が声を掛けるチャンスだと思う
バズっている人はそれだけ手垢が付いていると思い遠慮してしまう。
悪魔のメムメムちゃんの四谷先生は当時フォロワー1000人いないくらいだった。
この間はフォロワー12人の人に声を掛けた。
バズらせるのを目的としている人もいてその数ページは面白くともその先が見えない作品には声をかけない。
Q.二次創作のイラストがバズっていたら声を掛けますか？
A.上手いなぁと思ってフォローするくらい(笑)
作品が上手いかはわからないので。
Q.今面白いアニメは何ですか？
A.ヒソヒソ（鬼滅って言っとけ！）
という訳で名前があがった作品は
・鬼滅の刃
・プロメアかな？（良く聞き取れなかった）
・ワンピーススタンピード
（オールスターバトルが面白い）
Q.他社にいかれてやられたぁと思う作品は何ですか？
A.他社ではないけどワンパンマン
他
・殆ど死んでいる先生の「異世界おじさん」
同人誌にしか興味ないのかなと思っていたら商業誌行かれてしまったのは眠れないくらい悔しかった。
・極主夫道
ヤクザ物はウケると定番だったがまだイケるんだと驚いた。
・ひゃくえむ。
華がない、売れない、から終わっちゃった
面白いのに。
ジャンプ編集部見学
あの散らかっている事で有名なジャンプ編集部見学に行ってきました。
本当に散らかっていて感動しました
内部は撮影NGなので許可されている廊下の様子。
久保先生にあげると言ったらいらないと言われたので捨てるに捨てれず飾っているそうです。
編集部内に入ったら「群青にサイレン」と「青のフラッグ」の生原稿を見せて頂きました！
超緻密なアナログ原稿でこのレベルの原稿は新人の持ち込みではまず見ないそうです。
ちなみにジャンプ＋ではアナログは1割程との事。
本誌でも5割程だそうだがこの数値は他社で言うと衝撃の割合だとか。
編集部内には沢山のデスクがありました。
土曜日だったので殆ど人はいなかったですが想像しているより人数は多い様です。
ジャンプルーキー本当に全部読んでるの？疑惑
もあるかと思いますが若手編集が当番制で本当に全部読んでいるそうです。
交流会
編集の方や投稿者と交流出来る場を設けて頂きました。
くじ引きでiPadProとアップルペンシル、Amazonギフト券5000円分を当てている方もいました。
無料で参加したのになんと太っ腹！
食事も振舞われました。
ちなみに交流会ですが胸からぶら下げている名刺を見る訳ですよ。
大体ブロンズルーキー賞受賞やバッジが２、３個ついている方ばかりで
「絶対この中で自分が一番下手くそだ！」と思い名刺を隠しながら空気になりました。
やはり実力者同士は和気あいあいと交流しているものの
自分と同じく壁と同化する者
そもそもコミュ障の為交流会が始まると同時に帰る者など様々でした。
またこういう機会があったら今度はしっかり実力をつけて臨みたいものです。
最後は参加者の寄書きです。
私は生の腕が相当ヤバいので「人間描いたら死ぬ」と思いマイキャラパナップを描きました。
目から描いて気付きました。
（そもそもパナップってどこから描き始めるんだっけ？）
Ctrl＋Zを探しましたが見つかりませんでした。
私以外の素敵なイラストで素敵な寄書きが完成しました！（ゴメン、マジで）
まとめ
ジャンプ＋では他紙にないくらい読切を載せるのが誇れるところだそうです。
本来コミックス売り上げで利益回収するものを読切は作家に原稿料を払うだけなので赤字です。
しかしそれでも若手にチャンスを与えてくれるのは漫画に対する情熱なのではないでしょうか。
このイベントもそうですが投稿者に応えてくれるジャンプルーキーが私は大好きなのです。
今後もこの様なイベントは企画されていく様なので機会があれば参加してみる事をお勧めします。
アルファポリス投稿レポ
投稿レポート＆評価
ファンタジー小説や歴史小説のイメージしかなかったアルファポリスという
サイトに実際に投稿してみた。
どの様なサイトなのか紹介してから投稿してみた結果を記載したいと思う。
投稿作品傾向
ジャンルはファンタジーが飛び出ているかといえば意外とそんな事も無く
恋愛、日常、バトル等各々が好きな作品を描いている印象です。
ＢＬやファンタジー（女性向け）が目立つ事から女性利用者が多い様な気がします。
お気に入り登録者数も美麗な絵の作品が多くの人を集めています。
どんな機能があるの？
活動の場として役立つ機能
アルファポリスサイトに投稿した作品を内部作品と言いますが外部作品として
他サイトのURLを登録する事が出来ます。
また自身のwebサイト、ブログのURLも登録出来ます。
アルファポリスサイト内でも「近況ボード」というものがあって
自由に長文が書けるので他サイトの作者コメントと違ってより詳しく作者の情報を
発信していけます。
用途は様々なので是非有効活用してみて下さい。
２４ｈポイント１５００ポイントで出版申請
アルファポリスでは独自の計算方法で算出されている２４ｈポイントというものがあるのですがそのポイントが１５００ポイント以上ある状態ならば出版申請をする事が出来ます。
出版を編集部で検討するというもので確約ではないです。
編集部に評価依頼
投稿した作品を読んで貰いPDFデータで評価シートを返してくれます。
画力やキャラクターなど数値で評価してくれて細かいアドバイスもくれるので
大変ありがたいです。
特に助かるのが、例えば連載１０話分等を読んで貰いたくて編集部に持ち込みなんてしても長すぎて読んで貰うのも申し訳ないし実際全部なんて読んで貰えないでしょう。
対してこちらの評価依頼は申請した時点の分は読んでくれている様ですし新たに１６ページ以上更新すれば同一作品でも再度評価してくれます。
アドバイスを貰いながら描き進めていくなんて事も出来る訳です。
広告収入１００％還元
２４ｈポイントはスコアに変換されるのですがスコアを一定数貯めると投稿インセンティブが貰えます。
スコアをアルファコイン、各種ギフト券、現金（メルマネ）に交換する訳です。
またアルファポリスでは賞や漫画ダービー等のイベントも頻繁に開催されエントリーして作品を投稿すれば参加賞でスコアを貰えたりします。
少額ですが漫画を描いてお金を貰うという小さな一歩が踏み出せるのは嬉しいものです。
実際投稿してみた
魔王様、恋しちゃいました | アルファポリス - 電網浮遊都市 -
新規投稿作品はトップページのHOTのところに掲載されるので非常に多くの人に観て貰えます。
私が投稿した時にはHOTランキング１位を頂けまして２４ｈポイントも５０００ポイント以上がしばらく続いていました。
おかげで投稿して割とすぐに少額の投稿インセンティブを頂けました。
お気に入り登録者数はあまり伸びず150人程でした。
新規作品から外れると中々浮上する事は難しく小まめな更新が必要となります。
編集部の評価依頼も利用してみました。
的確なアドバイスが返ってきたのでかなり参考になりました。
ある程度キリの良いところまで描き進めたら再度依頼してみようと思います。
まとめ
オススメ度
★★★★★
・投稿インセンティブのリターンが大きい
・編集部に連載を読んで貰った上で評価シートを貰える
上記二つだけで投稿する意味が大いにあります。
上級者は少ない印象なので初心者のうちからどんどん投稿しちゃって大丈夫です。
累計ランキング1位目指して頑張っちゃおう！
映画この素晴らしい世界に祝福を！紅伝説を観てきた
内容については特に多くを語る事もない
最高の作品でした。
チケット代が安すぎる！！！
劇場のみんなが一体になって笑ってとても幸せな時間でした。
リゼロエミリアやからかい上手の高木さんと同一人物とは最近まで全く思っていなかった。
気付いたのは異世界カルテットのエンドロールを見てなんだけど、異世界カルテットでエミリアとめぐみんが共演していても気付かなかったのである。
声優こわっ！！！
今回劇場で終始めぐみんの声に聞き入ってました。
みんな是非劇場に足を運んでめぐみんの可愛さにやられちゃってね。
本編の続きとなっているのでうろ覚えの人はおさらいしてから行こう！
コミカライズもあるので漫画派の人はこっちで！
作品を一気に観たい人はdアニメストアがオススメ！
ニコニコ静画投稿レポ
投稿レポート＆評価
多くのプロ作品の最新話や面白いアマチュア作品を読む事が出来、コメント等で
作品に参加出来る事から常に大きな盛り上がりを見せているニコニコ静画。
そんなニコニコに投稿してみた感想とサイトの特色についてまとめたいと思う。
読者獲得のチャンスは投稿サイトイチ！！
どの作品を見ても物凄い数のお気に入り登録者数を確認出来ます。
ユーザー作品でも数万などざらです。
感覚でざっくりいうと
・１万人～３万人
ややウケ作品
・３万人～６万人
人気作品
・６万人～１０万人
大人気作品
・１０万人～２０万人
超一流作品
（ワンパンマン等）
という感じです。
ちなみに私の作品は
２０００人弱
なので大いにズッコケているのが良くわかりますね。
しかしそれでも私の投稿するサイト内では一番の読者数になるのです。
PV数に関してもとんでもない数になり私ですら１０万ＰＶを越えております。
ウケやすい傾向
１ページや４ページ等のサクサク読める方がウケる傾向にあるようです。
ジャンルとしてはファンタジー、学園、日常系、エッチな作品といったところ
でしょうか。
王道漫画等はニコニコでは非常に相性が悪く見えます。
コメントの傾向
まるでツッコミの様に好きなシーンにコメントをつける事が出来、
コメント表示をONにすれば右から左へコメントが流れる為作品が大いに盛り上がります。
またピンポイントで意見を貰えるので私としては非常に参考になり助かっています。
しかし匿名性からあの有名掲示板サイト２ちゃんねるの様でもあり
「胸糞悪い」作品はすぐに炎上します。
意図して炎上させてる作風ならまだしも真面目に描いて誹謗中傷を受けたら
メンタルがやられる可能性があるでしょう。
コメントが貰える事自体非常にありがたいことなんですけどね。
お金を稼ぐ事が出来るの？
ニコニコにはクリエーター奨励プログラムというものが用意されており
スコアが貯まるとニコニコポイントや現金に交換する事が出来ます。
スコアを貯める方法としてはPV数を稼ぐ事と読者から有償のギフトを贈って貰う事です。
一定期間内に一定スコアを貯めないと現金化は出来ずにスコアが消失していって
しまうので私は消失前にニコニコポイントに交換して電子書籍を購入させて貰いました。
正直いって私は全然稼げてません。
しかし稼ぐ事が目的だったらやり方を変えれば稼ぐ事は出来そうです。
ショートページの作風で回転数を上げる事です。
更新頻度がとにかく大事になります。
数話上げてみてお気に入り登録が増えなければテーマ、キャラを変えて
違う作品にシフトした方が賢明です。
読者の興味あるテーマにハマれば爆発的に読者は増えるでしょう。
ピックアップして貰えるかがカギ
ニコニコではプロの作品が溢れている上に新着作品等はほぼ開かない様な場所に
配置されています。更新してもお気に入り登録読者がいなければ読んでは貰えないでしょう。
そこで投稿後ある程度すると見込みがありそうな作品は運営側がトップページにピックアップしてくれます。
そこで読者を獲得出来るかがカギとなります。
ちなみに私は４回程ピックアップして頂けたのですが読者に全くウケなくチャンスをモノに出来なかったので今では全くピックアップされる事はなくなってしまいました。
まとめ
オススメ度
★★★★★
一躍有名になれる可能性を秘めたサイトです。
読者数、ＰＶ数も多く収益も見込めてスカウトの可能性も高い。
ここ一本でも何も問題ないくらいです。
プロにも負けない作品目指して頑張ろう！
筆者ニコニコ投稿作品へのリンクです
ジャンプルーキー投稿レポ
投稿レポート＆評価
ジャンプで連載を目指す者ならばまず初めにこのサイトにたどり着くのでは
ないだろうか。
筆者は漫画雑誌といえばジャンプくらいしか知らない勢いのド素人状態で
漫画を描き始めたので自ずとこのサイトが一番初めに投稿するサイトとなったのである。
ここではそんな筆者の体験話を交えながらこのサイトを紹介したいと思う。
なんてったって最大の特徴は月間ルーキー賞
新規作品を投稿すると月例賞に自動エントリーされるのは広く探してもこのサイト
だけです。
月間ランキングでTOP10の作品に総評をつけてくれます。
ブロンズ、シルバー、ゴールドに該当する実力者は受賞となり賞金が出る訳です。
そしてランキングを決める際に重要となるのが読者からの
イイジャンだ。
イイジャンボタンの獲得数がランキングに反映される為ランキングは読者の
総意といえるでしょう。
しかし中には読者ウケが良くなくてランキング外になってしまった作品でも
編集部の強い推薦で編集部特別賞が出る事もあるのです。ルールの枠組みを越えて
賞を増やしてしまう辺り、ジャンプらしい現場の熱が伝わってきますね。
新作超優遇
どんどん新しいの描いて持ってこいよ！という意図があるのでしょう。
新作は異様に上位に上がります。新参者は中々埋もれません。
古参が牛耳っている他サイトとはそこが大きく違います。
正確な日数はわかりませんが一定の期間に獲得したイイジャンや読者の数が
月間ランキングに影響しているとみられます。
これは月初に投稿した人と月末に投稿した人に極力差が生まれない様に
する為の工夫です。
ちなみにこれは私が漫画を描き始めて１年の時に最終候補に残った作品ですが
その時のトップ１０の面子を見て愕然としました。
自分以外活躍しとるやないかい
バッジという独自のシステム
編集部が作品を読んで優れた部分に対してバッジをつけてくれるもの。
投稿された新作殆ど全部読んでいるんじゃないかってくらい読んでくれています。
というか編集部ブログで空いた時間は常にチェックしている様な旨書いてありました。
通常３日以内にはついている印象です。
日数が経過しイイジャンが増えランキングが上がってきてからつく場合もあります。
画像の左から順番に
「画力」「構成力」「ストーリー」「演出力」「キャラ」「オリジナリティー」
となります。
「絵が下手で構成がめちゃくちゃでも面白い漫画はあるから気にしすぎる事はない」
といえども
めちゃくちゃ気にします。
言うなれば
「あなたの作品は絵が下手で構成力が無くて話も面白くないし演出も下手で
キャラクターに魅力はないし個性も無いよね」と言われている様なものです。
自分は凡才中の凡才なんだと実感してしまうと辛いものです。
ＰＶ数はどうなの？
正直いってめちゃくちゃ多いです。
単純に公式サイトジャンプ＋からの流入読者もいるだろうし同じくジャンプルーキーで
頑張る投稿者も他人の作品を読みます。
中にはインディーズ作品が好きって方も多いでしょうね。
公式連載がプロ野球だとすればインディーズは高校野球の様なものですから。
ここで私が初めて描いて投稿した作品を例にします。
Ｗｅｂ漫画になんの予備知識も無く描いた全然エロくない作品「エロはカツ！！」
略して「エロカツ」です。
第一話公開時ＰＶ数は３０００程でド素人の私はこう思いました。
「へぇ～Web漫画ってアップするとこんなに見てくれるんだ～」
これが私の基準になりました。
そして漫画を描き始めて１年が過ぎた頃賞に出す読切制作に入りました。
編集部も毎月開催されるルーキー賞でこのような旨をおっしゃっていました。
「皆さんの魂が籠った作品を投稿して下さい」
そこで私は
「よし！やってやんよ！魂を込めれば想いは必ず届く！」
と考え描きました。
あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ！
おれは沢山の人が読んで沢山イイジャンが貰えると思ったら
８０PVだった
な・・・何を言ってるのかわからねーとおもうが
俺も何がおきたかわからなかった
頭がどうにかなりそうだった・・・
ジャンプルーキーのサーバーがダウンしたとかパソコンが故障したとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
どうやら営業マンとして磨いた勘が最初から働いていた様です。
まずは開かせた者が勝ち
まさに「エロはカツ！！」だったのです。
興味が持たれなければ２桁、興味を持って貰えれば数万、数十万ＰＶは
いく活発なサイトですよ。
広告収入ってどれくらい入るの？
誰しも気になる話題ですよね。
ジャンプルーキーでは自分で設定する事になるのですが広告収入が１００％
貰えます。
規約で細かい金額を公開する事は出来ないので言及はしません。
注意しなければいけないのは全て自己責任という事
web版とアプリ版でアドネットワークが違います。
web版に関してはAdSenseとi-mobile
アプリ版はAdMobを設定する事になります。
アドネットワークには利用規約があり違反するとアカウント停止等の
措置が取られてしまいます。
私は何の知識も無しにAdMobを設定しました。
そしてアカウントを停止されGoogleAdMobとAdSenseは同じアカウントなので
未来永劫、他の媒体でもAdSenseで収入を得るという道が閉ざされてしまいました。
広告収入発表の同時期アカウント停止された者が続出し大荒れする事態となって
しまったのです。
これから設定しようという方の為にこれだけは言っておきます
自分の作品を自分で読んじゃダメだよ！
不正操作が検知されるとアカウント停止となってしまう為です。
現在私はWeb版にi-mobileのみ設定していますが未だ１円も貰っていない
事だけは言っておきましょう。
ジャンプ＋に載る可能性がある
公式のジャンプ＋の方に載せて貰う機会が結構あります。
訪問者数はルーキーの比じゃないです。
載せて貰うには
- 受賞する
- バッジや最終候補のトロフィーを貰う
- 長期連載をしてセレクトして貰う
等々
憧れの舞台に載せて貰うのは最早ご褒美です。
モチベーションも上がりますし知名度も上がります。
頑張ってる人に報いてくれる編集部なんですよ本当に。
まとめ
オススメ度
★★★★★
投稿しない理由がありません。
レベルは高いし自分は評価されないしメンタルえぐれるけど(笑)
商業誌を目指すなら読者の反応をすぐに見れるというのが大きいです。
編集者に否定されてカチンとくる人でも読者に同じ事言われたら
考えざるを得ないでしょう。
趣味でやっていく人でも知名度が高いのでファン獲得にはもってこいの
場所です。
学校では漫画を描くのが自分1人だったとしても
ここには同じ志、漫画好きが沢山集まっているよ！
2020年度WEB漫画投稿サイト徹底比較！
WEB漫画投稿サイト比較まとめ｜収益の有無も載せました
「 自分で漫画を描いて誰かに読んで貰いたいけど漫画をＷＥＢで公開するって
一体どこのサイトを選べば良いの！？」って初心者なら疑問に思いますよね。
又、「投稿するには資格や審査があるの！？」と不安に思っている方も
いるかもしれません。
ほとんどのサイトは利用規約を守っていれば問題なく掲載出来ます。
サイトの特徴を比較しながら紹介していくので参考にして頂けたら幸いです。
利用規約とは何ぞや？という方の為に
大体どこのサイトも一緒なので漫画を描く前に注意しておきましょう
簡単に言ってしまえば
- 性器を出したりやりすぎはダメ（乳首はアウトです）
- グロテスクすぎなのもダメ（胴と首が離れるのはアウトです）
- 宗教や人種差別等の描写はダメ
- 営利目的、広告、勧誘等はダメ
- 出会い目的のものはダメ
- 他人の権利を侵害するものはダメ
- いじめ、自殺、薬物の使用等を助長するものはダメ
一般的に考えてダメなものはダメって事ですね
この辺を踏まえて楽しい投稿ライフを送りましょう
- ジャンプルーキー!
- あしたのヤングジャンプ
- ニコニコ静画
- マンガボックスインディーズ
- LINEマンガインディーズ
- マガジンデビュー
- DAYS NEO-デイズネオ-
- アルファポリス
- COMiCO-コミコ-
- マンガハック
- マンガごっちゃ
- メディバン
- pixiv
- コミチ
- kindleインディーズマンガ
ジャンプルーキー!
ジャンプルーキー！はジャンプ＋のインディーズ版です。
ジャンプブランドの集英社が運営するだけあって注目度が高いので
ＰＶ数はかなりの数が期待出来ます。
編集部の「才能ある者を発掘しよう」という熱意が伝わってくるサイトです。
月間ルーキー賞を始め賞が頻繁に開催されているので商業誌デビューを
狙う人にはチャンスが沢山あると言えます。
又独自のバッジシステムがあり「画力「構成力」「ストーリー」「演出力」
「キャラ」「オリジナリティー」で光るモノがある人にはすぐにバッジをつけて
くれます。
編集部が全作品読んでいるんじゃないかってくらいチェックしてくれているので
才能ある人には直接連絡が来るそうです。
以下リンクが私のジャンプルーキー版投稿作品です。
もう少し詳細が知りたい方は以下のリンク記事へどうぞ
あしたのヤングジャンプ
あしたのヤングジャンプはとなりのヤングジャンプのインディーズ版で
Web版のみになります。
ジャンプルーキーと同じＩＤで運用出来るので登録があれば投稿が
簡単です。
対象年齢が上の青年誌だけあってお色気路線の投稿が目立つ気がします。
一応ランキング表示の様なものもありますが読者向けサイトとしては
簡素かもしれません。
ヤングジャンプ本誌やアプリでの連載権をかけたシンマンGPの開催や
お題作品を募集して受賞者を決める等の取り組みがあります。
ニコニコ静画
ドワンゴが運営するニコニコ静画は漫画やイラストを投稿出来るサイトです。
２種類の投稿形式が選べるのも他社にはない強みとなっています。
◆ニコニコ漫画形式
自動送りでコメントと音が流れる「ニコニコ動画」に近いWebマンガの形式
表示時間やサウンドを設定することが可能
◆ スクロール形式
縦にスクロールして読むWebマンガの形式
任意の位置にコメントをつけることができるのでピンポイントでツッコミを
入れる等楽しむ事が出来るのも他社にはない強み
プロ・アマ入り乱れた戦
プロの作品と同じフィールドで競う事になるので新着作品はまず読まれません。
運営が投稿ユーザーにチャンスをくれるのでユーザー作品としてトップページに
ピックアップして頂ければ可能性が出てきます。
そこでお気に入り登録者数を多数得られれば作品を更新する度にランキング上位に
載る事も出来ます。
クリエーター奨励プログラムに加えギフト機能も備わっているので
WEB漫画だけで収入を稼いでいきたい！と思っている人にはかなりチャンスが
あると思います。
他社のサイトは公式とインディーズが分かれているので実際の利用者数より
ニコニコの方が圧倒的にPVを稼ぎやすいです。
以下リンクが私のニコニコ静画版投稿作品です。
魔王様、恋しちゃいました / Rabbi - ニコニコ静画 (マンガ)
もう少し詳細を知りたい方は以下のリンク記事へどうぞ
マンガボックスインディーズ
このサイトはとにかく読者数が多いです。
私が投稿するサイトの中でもPV数は少ないのに読者数が多いという
現象がおきてて大変ありがたいです。
しかしランキング上位層はファン層がかなり厚いので頻繁に更新しないと
すぐに埋もれてしまうという印象です。
又、運営がピックアップするという事も特にはないです。
投稿インセンティブに関しては「応援先読み機能」というものがあって
公開までの日数を設定して投稿すると
早く続きを読みたいと思った読者がコインで購入してくれます。
その一部が作者の収益となる訳です。
- アプリ版：有
- 対応形式：JPEG、PNG（フルカラーの場合はjpgを推奨）
- 画像サイズ：推奨横800px 縦1200px
- データ容量/１話：約35MB以下（1ページは約5 MB以下）
- コメント機能：有
- 表示形式：縦読み、横読み
- 投稿インセンティブ：有 応援先読み機能
もう少し詳細を知りたい方は以下のリンク記事へどうぞ
LINEマンガインディーズ
今や誰もが知っていると言えるLINEの運営するLINEマンガは
漫画アプリダウンロードランキングでも１位となっています。
同サイト内のインディーズ枠に投稿する事になります。
更新作品は目立たない配置になっているので読んで貰う為には
水曜更新運営イチオシに載せて貰ったり各ジャンルのお勧め作品に
選んで貰うしかありません。
チャンスを貰ったらどれだけ多くの読者を掴めるかが勝負の分かれ目です。
これは個人的見解ですが数ある投稿サイトの中で一番読者が優しいと
思います。打たれ弱いと思う方は初投稿先としては良いかもしれません。
もう少し詳細を知りたい方は以下のリンク記事へどうぞ
マガジンデビュー
講談社の運営するサイトです。
こちらは読者に読んで貰うというよりはマガジン編集部と
繋がって商業誌デビューを目指す為のサイトですね。
投稿者には編集部がアドバイスをくれて返信する事も出来ます。
出版社に持ち込む勇気が無いという方はまずは気軽に投稿してみると
良いと思います。
編集者が才能を感じた方には担当希望を出してくれるので
担当付きとなってより一層商業誌デビューに近付けるという訳です。
DAYS NEO-デイズネオ-
読者に読んで貰うというよりは商業誌デビューを目指す方向けのサイトです。
アドバイスをくれます。
才能ある作品には複数の雑誌から担当希望が寄せられるので
自分の連載したい雑誌の担当者を選びましょう。
マッチングでＯＫを出すだけです。
担当が決まったり全く担当がつかなかった作品は長々連載するのではなく
次のステージへ進む事をお勧めします。
デイズネオではWEBTOON投稿が出来ます。
WEBTOONとはスマートフォンでの読みやすさに特化した
①「フルカラー」
②「縦読み」
③「ページの概念がない」
という３つの特徴を持つマンガのことです。
アルファポリス
小説のイメージが強いアルファポリスですが漫画もしっかりやっています。
公式漫画と投稿漫画が分かれていますが公式化のチャンスがあるかも・・・！？
サイトの特色としてはBLが強い様に感じます。
他にもファンタジーでも少女漫画よりだったりと綺麗な絵が好まれる傾向が
ある様です。
２４hポイントという独自の計算方法でスコアを算出しているのですが
２４ｈポイントが1500ポイント以上ある時には出版申請が出来ます。
出版申請をすると編集部が出版を検討してくれるという訳です。
更に投稿インセンティブとして作者に還元してくれる制度がかなりありがたいです。
スコアが一定数貯まると現金化出来るのですが賞に参加すれば参加賞として
スコアを配布してくれたりと投稿者を大切にしてくれます。
一番ありがたいのは編集部が作品を評価してくれること
評価依頼をするとPDFデータで評価シートを返してくれます。
画力や構成力等具体的に数値で評価してくれるのでかんり参考になりますよ。
以下リンクが私のアルファポリス版投稿作品です。
魔王様、恋しちゃいました | アルファポリス - 電網浮遊都市 -
もう少し詳細を知りたい方は以下のリンク記事へどうぞ
COMiCO-コミコ-
フルカラー縦読みスクロール漫画を浸透させたサイトと言えますね。
アニメ化した作品も結構あります。
投稿作品はチャレンジ作品となりベストチャレンジ作品、公式作品と
ステップアップしていけるチャンスがあります。
読者層は女性比率が高くなっていてＰＶ数もかなり多いサイトです。
新しい漫画表現を生み出す場としては縦スクロール漫画はまだまだ可能性を
秘めているので是非挑戦してみて下さい。
マンガハック
エコーズの運営するサイトです。
私の投稿してみた感想としては更新作品はほぼ見られないまま
埋もれてしまいます。
他サイトでは１万ＰＶいくのにこちらでは１００ＰＶとか(汗)
運営さんにピックアップしてもらいトップページに載らないと厳しい
レイアウトになっています。
ランキング表示も表示される件数が少ないのでトップページに表示された方の
独壇場ではないかなと。
イラストも投稿出来る機能があってイラストと漫画を紐付け出来るので
イラストから漫画に誘致するという手法もアリだと思います。
他のサイトでは中々見ない登場人物紹介ページが作成出来るのは便利な
機能だと思います。簡単にそれっぽく見えるページが出来ますよ。
アプリ版からは差し入れ機能があり読者から応援して貰えれば現金化出来る
ポイントが付与されます。
マンガハックPerryという電子書籍の出版を手助けしてくれるサービスは
かなりありがたいですね。
表紙や奥付、自力では販売出来ないルートでの販売をサポートしてくれるのは
心強いです。
マンガごっちゃ
マイクロマガジン社が運営するサイト。
業界関係者の目に留まる機会が多いとうたってますが実際どうなのでしょうか。
私が投稿した際にはすぐに１位になりましたがPV数がえらい少なかったような・・・
投稿すると編集部の閲覧、審査があってからの公開となり修正するにも編集部に
連絡をしなければならない煩わしさから撤退してしまいました。
メディバン
無料漫画制作アプリメディバンペイントと連携しているサービスです。
有料販売も設定出来て、売上金を受け取れる様です。
SNS的役割も果たしているサイトで作家同士でフォローやメッセージ等で
繋がりを持てるのも特徴です。
名刺等のアイテム制作も手助けしてくれるので個人の創作活動の
幅は広がると思います。
個人活動するならば一度覗いてみてはいかがでしょうか。
pixiv
神絵師等が多数いるサイトpixivはあまりにも有名ですが漫画の投稿も出来ます。
大ヒットして書籍化した作品も多いですね。
会員登録してログインしなければいけない煩わしさがありますが創作活動を
行っていくには必須サイトかもしれません。
二次創作も盛んなので漫画で目立つには実力がいると思います。
オリジナルで評価高い作品は他サイトより絵も上手いし話しも面白いです。
私は即消える自信があるのでpixivには投稿していません。
※個人の見解なので恐れずどんどん投稿するのが正解ですよ
元々イラストサイトなので漫画サイトのレイアウトに比べると読みにくいな、
使いづらいなと感じる方もいるかもしれません。
そしてpixivといえばpixivFANBOXがあります
好きなクリエーターにお金を出して支援するという素晴らしい制度です。
クリエーターはFANBOX限定イラスト等を用意してファンに喜んで貰うという訳です。
コミチ
コミチの運営するコミチです。
漫画家の為のプラットフォームを目指すという事でクリエーターを
守るための熱意を感じますね。
投稿作品にはプロ漫画家や編集者からアドバイスが貰えるとの事。
ラリーという武者修行の様なプログラムもあるのでスキルアップしながら
最速デビューを目指すとか。
収入面ではサポート機能というものがあってファンが支援金で
応援出来るという事ですね。
更に有料販売機能もついているので売れたら売り上げが貰える訳です。
企業と漫画家を繋いで漫画のお仕事を紹介、なんて事もやっている様なので
クリエーターの希望になってくれる事を期待したいです。
kindleインディーズマンガ
実はkindleで誰でも漫画や小説が売れるって知ってましたか？
しかし普通に売っても多数の出版社に多数のプロ漫画家がコミックスを
出している市場でインディーズ作品が売れる訳ありません。
そこで設立されたのがこのインディーズ部門です。
作品を無料で公開する代わりにダウンロード数に応じて基金から
分配金を頂けるという仕組みです。
基金は増額されていますし今後の動向が楽しみですね。
※投稿に関する詳細はkindleパブリッシング・ガイドラインをご覧下さい
まとめ
以上１５のサイトを紹介しましたが細かい事をいうと投稿先はまだまだ
あります。訪問者数やインセンティブ、目的に合わせて投稿先を探す際に
助けになるかなと思ったサイトをピックアップ致しました。
私が漫画を描き始めた2017年頃にはこんなに収益が発生するサイトは
ありませんでした。
海賊版サイトの横行で出版業界、漫画家の生活が危ぶまれた時代背景が
良く表れているのではないでしょうか。
最高の人生を歩める時代が来ることを願っています。
自分の内に秘めた想いをどんどん発信していこう！
