漫画の基礎力クロッキーの重要性
みなさんはこんな漫画描いていませんか?
下手に描こうと思ったら極端に下手になりすぎてしまいましたが
このページの一体何が問題なのでしょうか?
そう・・・絵が平面なのです!
ペラペラの紙の様です。
初心者にありがちといいますか
何年描いても全く同じ絵を描き続けている人が結構多いのです。
それは何故か?
人体は角度によって見え方が違うという事を知らないからではないか?と推察します。
顔、腕、脚、どれを取っても角度によって形は変わります。
みんなが大好き「おっぱい」で例えると「上から見たおっぱい」と「下から見たおっぱい」「横から見たおっぱい」はどれも形が違います。
それをどの角度から見ても同じお椀型で描いていたら絵に違和感、ぎこちなさが生まれるのです。
何が下手なのかはわからないがプロの絵となんか違う
こう感じた事がある人も多いのではないでしょうか?
キャラクターがどの方向を向いていてもどの角度からキャラクターを捉えていても同じキャラクターを写しているとわからなければいけません。
初心者のうちは「あれ左ななめ後ろからってどうなるんだっけ?」「寝そべってる人はどう描けばいいんだ?」なんて場面に出くわしたら他人を写真撮影したりデッサン人形にポーズさせたりと工夫しながら描くと良いでしょう。
しかし連載に追われるプロになったらモデルをいちいち用意してる余裕もないですし、プロであればある程度人体の構造を理解しているのでこの時はどの様に見えるのか感覚で理解しているはずです。
そこで初心者の方にもその力を身につけるのにいい方法がクロッキーです。
デッサンとは違ってアタリ、ガイド線など取らずに素早く外郭を写すのです。
短い時間で極力少ない線で完成させます。
始めは20分、慣れてきたら5分、1分と時間を短くしていきます。
私のクロッキーを載せておきます。
同じポーズの角度違いが3パターン、1体5分でやっているので計15分です。
この様に様々なポーズを写していける教材ですがこちらを使用しています。
↑こちらから購入出来ます
発売日: 2018年12月
著者/編集:糸井邦夫
出版社:廣済堂出版
基礎力向上、速筆には必須の訓練ですので原稿をレベルアップしたい方は是非挑戦してみて下さい!